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宗教と健康に配慮した弁当を選ぼう

ハラル弁当とは

世界には非常に多くの宗教があり、それぞれに信じるものが違います。また、そのなかには、食事においてとても厳しい戒律があるものもあります。

イスラム教に「ハラル(ハラール)」は特に有名でしょう。イスラム教にとって豚はけがれた動物であるため、それを由来とする食品を摂取することができません。

豚肉はもちろんのこと、豚から抽出したエキスなどを使った料理を食べることもできません。

また、牛などのほかの肉製品についても、イスラム教の定める処理方法で処理したものでなければ食べることができません。

もちろん「どこまでを許容するか」ということは人それぞれ違います。しかし、厳密な教えにのっとった場合、日本で処理されている肉製品のほとんどを食べることができなくなります。

このような考えのなかから生まれたのが、「ハラル弁当」です。

イスラム教徒も安心のハラル弁当

これは、ムスリムの教えにのっとった食材を使って作られたお弁当です。豚からとれるエキスや材料を使わず作り上げられており、イスラム教の人でも安心して食べられます。また、これを専門とするところの場合は、ムスリムのシェフを雇い、厳密に管理して調理します。

その弁当の質は極めて高く、イスラム教の人でなくてももちろん楽しめます。「一人だけ特別扱いをされているようで嫌だ」という疎外感を抱かせることもありません。また現在では、ちらしずしなど、非常に豪華なものも出ています。

健康に気を使った弁当

厚生労働省が平成28年に出したデータによれば、糖尿病の可能性が否定できない人(もしくはそれが強く疑われる人)の数は、多少の波はあるものの、近年増えてきています。

また、高血圧なども問題になっています。これらの生活習慣病の場合、食事管理が必要になってくることも多くあります。ただ、すべてを自分で計算し、作るのは非常に大変です。

そのため、現在では健康に配慮した弁当も提供されています。血圧が高めな人、血糖値が高めな人でもおいしく食べることができるように計算と工夫がされたものであり、非常に便利です。塩分量が1.8グラム以下になるように調整されているなどのように、具体的な工夫も記されているため非常に選びやすいでしょう。

これらは、多くの場合、おかず3~5品ほどついてきます。また、そのうえでご飯の量や塩分量を調整しているため、「少ない」「物足りない」と感じることがあまりないようにと考えられています。管理栄養士と料理人の監修のもとで作られることが多く、安心して食べることができます。

おいしく食べられる宗教と健康に配慮した弁当

ハラル食であれ健康に気を使った弁当であれ、現在ではただ単に「定められている戒律・数値をクリアしている」ことだけを目的にするのではなく、「おいしく食べられること」「見た目にも美しく楽しいこと」を目的として開発されています。

そのため、これらの多くは、(多少の物足りなさを感じる人はいたとしても)、戒律や数字の制限を受けない人にとってもおいしく食べられるものとなっています。専門のクリニックで相談してみましょう。

【参考】厚生労働省(PDF)平成28年国民健康・栄養調査結果の概要